Gallery Togeishaについて
- 1946年
- 銀座6丁目に今右衛門窯作品を含む新古陶磁を扱う「銀座陶芸社」が創業される。
- 2004年
- 「銀座陶芸社」を画廊経営と古美術専門の「Gallery Togeisha」としてリニューアルオープン。
- 2011年
- 銀座より世田谷に移転。
古美術専門のギャラリーとして再オープンし、現在に至る。
2011年以降、東京国際フォーラムで行われる「アートフェア東京」に毎年参加。
取扱品目
- 日本古陶磁
- 鍋島、柿右衛門、古伊万里、古九谷、他
- 現近代陶芸
- 歴代今泉今右衛門、北大路魯山人、富本憲吉、河井寛次郎 他、
その他、美術品全般
これから、日本古陶磁のコレクションを始めたいという方、既に集めていらっしゃる方々にも品物の適切なアドバイス、情報提供、買い付けのお手伝いをしております。 また、一方でお手持ちの美術品コレクション、又は相続等で美術品の売却・処分を考えていらっしゃる方には、買取り・依託売却等、お客様に合った最適な方法をアドバイスしております。
代表者・今泉吉博 プロフィール
先祖代々、焼き物に関連した家に生まれ、父は著名なコレクター兼鑑定家である今泉元佑で、従兄は、故13代今泉今右衛門です。 幼少の頃より、鍋島・古伊万里の名品・珍品に囲まれて育ち、鑑識眼を養いました。 大学卒業後渡英。1971年、オックスフォード大学付属アシュモリアン美術館に在籍中、欧米にある柿右衛門、古伊万里、鍋島、古九谷等のコレクションの実地調査を行ない、 その間、数多くの著名なコレクターの知己を得ました。 1972年秋より、ロンドンのオークション会社、クリスティーズのアジア・アート部門に勤務。アジア美術全般について学びました。 1973年の秋に帰国。以降、「銀座陶芸社」の経営に従事。 その後、海外のオークションに参加し、江戸時代に、オランダ東インド会社を通して大量に輸出された肥前磁器の里帰りに尽力してきました。その多くを日本国内の公立、 私立美術館やプライベートコレクションやコレクターに収めてきました。 肥前古陶磁の取り扱いや経験においては、第一人者であると自負しています。
現在、東洋陶磁学会会員、日本陶磁協会会員
- 色絵藍色墨はじき草花更紗文花瓶
- 径24.3cm 高21.5cm
今泉今右衛門
今右衛門の色絵磁器は、江戸期より350年の「色鍋島」の伝統と高い品格を今に伝える「現代の色鍋島」です。 赤絵の調合・技術については、一子相伝の秘法として十四代まで伝えられ、その卓越した技術は、国の重要無形文化財保持団体の認定を受けています。
今右衛門では、江戸期の手仕事の技術を次の世代に継承することと、その技術によって造りだされた色絵磁器により、 現代の人々の暮しを豊かにすることを、大きな理念とします。伝統とは、昔の技術をただ遵守するだけでなく、継承された技術によって、 現代の人に対する、新しい価値観を生み出す仕事であると考えます。 また、器を通じ、日本人が本来持っていた、季節を大切にし、ものや人のつながりを大事にする本当の「日本文化」を伝える一翼を担い、日々仕事に取り組んでいます。